尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)、アトピー性皮膚炎、ニキビは、それぞれ異なる皮膚病に見えますが、

  • 免疫バランスの乱れ
  • ストレス
  • 皮膚の炎症
  • 食生活の乱れ
  • 皮膚バリア機能の低下

など、共通する要因が関係している場合があります。

東京都・中目黒の桂林堂薬局では、漢方相談を通して、症状だけではなく体質や生活習慣も含めた改善を目指しています

尋常性乾癬・アトピー性皮膚炎・ニキビに共通する要因

アトピー性皮膚炎の女性

これらの皮膚トラブルには、次のような共通要因が関係していると考えられています。

  • 免疫バランスの乱れ
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • アルコール
  • 脂っこい食事
  • 皮膚の炎症
  • バリア機能の低下

漢方では、単に皮膚表面だけを見るのではなく、体全体の状態や体質を重視します。

尋常性乾癬とは?

尋常性乾癬は、皮膚に赤く盛り上がった発疹が現れ、表面に白いフケのような鱗屑(りんせつ)が付着する慢性的な皮膚疾患です。

乾癬は炎症性角化症の一種で、

  • 皮膚の炎症
  • 皮膚の肥厚
  • ターンオーバー異常

が同時に起こる特徴があります。

主な症状

  • 赤い発疹
  • 白いフケ状の皮膚(鱗屑)
  • かゆみ
  • 皮膚の厚み
  • 乾燥

特に、

  • 頭皮
  • 背中
  • すね

など、刺激や摩擦を受けやすい部位に出やすい傾向があります。

乾癬の原因とターンオーバー異常

通常、皮膚は一定周期で新しい細胞へ生まれ変わります。
これを「ターンオーバー」と呼びます。

しかし乾癬では、免疫異常などの影響によって皮膚細胞が異常に増殖し、ターンオーバー周期が大幅に早くなることがあります。

その結果、

  • 赤み
  • 炎症
  • 鱗屑
  • 肥厚

などの症状が現れます。

また、

  • ストレス
  • アルコール
  • 脂っこい食事
  • 睡眠不足

などによって悪化するケースもあります。

乾癬の種類

乾癬にはいくつかの種類がありますが、最も多いのが「尋常性乾癬」です。

乾癬の約90%を占めるとされており、桂林堂薬局でも多くご相談をいただきます。

漢方相談では主に、

  • 尋常性乾癬
  • 滴状乾癬

などに対応しています。

アトピー性皮膚炎との共通点

アトピー性皮膚炎も、免疫バランスや皮膚バリア機能の低下が関係する皮膚疾患です。

皮膚が乾燥しやすくなり、

  • かゆみ
  • 赤み
  • 炎症
  • 湿疹

を繰り返します。

さらに、皮膚バリア機能が低下すると、細菌や刺激の影響を受けやすくなり、症状が悪化しやすくなります

ニキビとの共通点

赤く腫れて化膿するニキビも、炎症体質や食生活、ストレスなどが関係する場合があります。

特に、

  • 脂っこい食事
  • アルコール
  • 睡眠不足
  • ホルモンバランス

などによって悪化することがあります。

男性では赤く化膿する炎症性ニキビ、女性では生理前に悪化するタイプが多く見られます。

漢方で考える皮膚トラブル改善

漢方では、

  • 免疫バランス
  • 炎症状態
  • 血流
  • 水分代謝
  • ストレス
  • 皮膚の乾燥

などを総合的に考えます。

例えば、

炎症が強いタイプ

赤み・熱感・かゆみが強い場合は、炎症を抑える漢方を用います。

乾燥が強いタイプ

皮膚の乾燥やバリア機能低下がある場合は、皮膚を潤す漢方を考えます。

ストレス要因が強いタイプ

ストレスによる悪化がある場合は、自律神経や精神面を整える漢方を組み合わせます。

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)とは?

桂林堂薬局で皮膚トラブルのご相談時によく使用される漢方の一つに、「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)」があります。

本来は、

  • 副鼻腔炎
  • 鼻炎
  • 慢性炎症

などに用いられる漢方ですが、

  • ニキビ
  • アトピー性皮膚炎
  • 化膿性皮膚炎

などにも応用されることがあります。

荊芥連翹湯の特徴

  • 炎症を抑える
  • 排膿を助ける
  • 皮膚状態を整える
  • 慢性的な炎症に対応する

などの特徴があります。

アトピー性皮膚炎と漢方

アトピー性皮膚炎では、

  • 皮膚の乾燥
  • バリア機能低下
  • 炎症
  • かゆみ

などが慢性的に続きます。

漢方では、炎症だけでなく、

  • 乾燥対策
  • 皮膚の保湿
  • 体質改善

も重視します。

また、必要に応じて皮膚科治療と併用しながら進めることもあります。

代表的な漢方薬

※体質によって適切な漢方は異なります。

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

  • 赤み
  • のぼせ
  • 強い炎症
  • かゆみ

があるタイプに用いられます。

温清飲(うんせいいん)

  • 乾燥
  • 肌のかさつき
  • 慢性的な炎症

などを伴うタイプに用いられます。

白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)

  • 熱感
  • 強い乾燥
  • 口の渇き

があるタイプに用いられます。

ステロイド治療と漢方の併用について

アトピー性皮膚炎や湿疹では、ステロイド外用薬が使われることがあります。

漢方は、必要に応じて西洋薬と併用しながら、

  • 炎症コントロール
  • 体質改善
  • 再発予防

を目指す方法として取り入れられることがあります。

※治療内容については医師・薬剤師へご相談ください。

東京都・中目黒で漢方相談なら桂林堂薬局へ

桂林堂薬局では、お一人おひとりの体質や症状を丁寧にお伺いし、漢方薬をご提案しています。

  • 尋常性乾癬
  • アトピー性皮膚炎
  • ニキビ
  • 酒さ様皮膚炎
  • 脂漏性湿疹
  • 掌蹠膿疱症

など、さまざまな皮膚トラブルの漢方相談を行っています。

体質や症状を丁寧に確認し、一人ひとりに合わせた漢方をご提案いたします。